ミシェル・ウィーのスイング

ミシェル・ウィーはショットを打つ際に、クラブヘッドの重みを利用するのが良いと指摘し、インパクトでフェースがオープンになっていることが大切だと話しています。アドレスで開いたフェースを閉じないようにすることがこのショットを打つ際には大切ですが、その練習にミシェル・ウィーはこんなことをしています。


インパクトで右手の平が上(空)を向いている限り、フェースはオープンになっているはずです。フェースが閉じてしまうとダフリの原因にもなります。インパクトでフェースをオープンにするために彼女は(左手はいつも通りグリップし、)右手を開いたままグリップして、スイングする練習をします。そうすることで右手の平がインパクトで空を向いていることを確認しやすくなります。


ミシェル・ウィーのゴルフスイングは男子プロ並みだと宮里優作選手はゴルフ雑誌の中で評価していました。そのミシェル・ウィーのゴルフスイングはどのように進化してきたのでしょうか。ミシェル・ウィーがプロに転向した後のゴルフスイングはテークバックで以前にはあまり見られなかった動きが出てきました。ミシェル・ウィーのNewスイングではテークバック、それもスタートして直ぐ、右に体重を乗せるという動きが見受けられるようになりました。正面から彼女のゴルフスイングを見た時、テークバックのスタート直後、ドライバーのヘッドが右足の前まできたポジションではすでに体重が右に十分移動していることが分かります。


頭の位置が顔半分ほど右へ移動しています。バックスイングのトップまで頭の位置はそれ以上右へは移動しません。つまり、テークバックスタート直後に殆ど体重移動は終わっていることになります。この動きを取り入れたことで、ダウンスイングで頭がターゲット方向に流れることがなくなりました。結果的にクラブヘッドは上からではなく、ボールの真横からインパクトをむかえるようになり、飛距離とコントロール性が向上したのです。

0 Comments:

Post a Comment

Subscribe to Post Comments [Atom]

<< Home